2013年5月3日金曜日

下仁田ねぎ

ね ぎ の 苗
 
きのうの午後、下仁田町馬山地区の松浦保さんから下仁田ねぎの苗を譲っていただきました。
 
 
去年から下仁田ねぎの栽培を始めたのですが、去年はご近所の農家の方から苗を分けていただきました。
 
くりっぺ(下仁田自然学校だより)第70号で、「下仁田ねぎの品種改良に取り組んだ松浦源一郎(まつうらげんいちろう)さんという記事を掲載しましたが、このときの取材でお聞きした下仁田ねぎを今年は栽培できれば・・・と考えました。
 
くりっぺ(下仁田自然学校だより)第70号の記事の冒頭で、松浦源一郎さんをつぎのとおりご紹介させていただきました。
    (※くりっぺに掲載させていただいた写真のカラー版です)
() 戦後、馬山地区の田城(たしろ)農事研究会の会長として、地元出身の山崎朝雄さん(群馬県農業改良普及所)の助言等を得て、姿かたちはもちろんのこと食味に優れた下仁田ねぎの品種改良に取り組み成功する。
船津賞(昭和53(1978))をはじめ、緑白綬有功賞(昭和56(1981))など数々の賞を受ける。
著書に「葱と蒟蒻と椎茸と共に生きた(2001年発行)」がある。
   〔大正51916)年310日~平成19(2007)49日〕

松浦さん宅では、いまでも源一郎さんらが改良した下仁田ねぎを受け継いでいます。

松浦源一郎さんのお孫さんにあたる保(たもつ)さんに「ねぎ苗を分けていただけないか」とお願いしたところ、快くねぎ苗を分けていただきました。 
下の写真は、下仁田ねぎの種を採るための〝母本(ぼほん)〟といいます

松浦安信(やすのぶ)さん(源一郎さんのご長男)からは、下仁田ねぎは交雑しやすく、きちんと管理することが大切であると教えていただきました。
 
きのうの午後、私の畑に松浦源一郎さんが心血をそそいだ下仁田ねぎの苗を植え付けました。
梅雨明け後の土用のころ、植え付けた苗を掘り取って、植え替えをします。
こうすることによって、風味がよく食味のよい下仁田ねぎになるといわれています。
 
下仁田ねぎの品種改良にまつわる話につきましては、くりっぺ(下仁田自然学校だより)第70号の記事をお読みいただければ幸いです。

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