2015年4月5日日曜日

4月8日は大日尊例祭(富岡市上黒岩)です-乗って残そう!上信電鉄

上信電鉄沿線社寺シリーズ【第2回】


大日尊(だいにちそん)の例祭は、釈迦(ゴータマ・シッダッタ)の誕生を祝う仏教行事であり、おまいりの人々が誕生仏に甘茶をかけて、お釈迦様のお誕生をお祝いするものです。

お釈迦様が旧暦の48日に生まれたという伝承に基づくもので、灌仏会(かんぶつえ)といわれているものです。
降誕会(ごうたんえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、浴仏会(よくぶつえ)、龍華会(りゅうげえ)、花会式(はなえしき)、花祭(はなまつり)の別名もあり、毎年48日には、日本各地のお寺で行われているお祭りです。
撮影:2015.3.31
大日尊の山門です。
市道の拡幅によって、狭苦しい感じになってしまっていますが、かつては石垣で囲われ、石段を上り上げて、山門をくぐりおまいりをされていたそうです。
撮影:2015.3.31
山門の仁王様です。
撮影:2015.3.31
大日尊は、はしかとあざの治療に霊験あらたかということで、はしかにかかったこどもをつれて、おまいりをされる方も多かったとお聞きしています。
はしかがなおったり、あざがきれいになおったときは、この仁王様の脚と腕に半紙を巻いて、お豆腐をお供えして、感謝するのが習わしであったとか・・・
撮影:2015.3.31
大日尊の建物になります。
古い建物のため、地震による倒壊を防ぐ工事が行われています。

縁の下の根太にある大きなこぶには、はしかがなおる力や頭がよくなる力が備わっていると信じられ、多くの親がこどもを連れて、この縁の下にもぐっていって、大きなこぶをなでたり、こどもの頭をこぶにあてていたそうです。

そのためか、大きなこぶは、おびんづる様のようにぴかぴかに光っています。

この大日尊は、地元の小学校の校歌にも取り入れられています。

富岡市立黒岩小学校校歌
http://www.t-kuroiwa-es.gsn.ed.jp/syokai.html


大日尊へのおまいりは、上州富岡駅での下車がおすすめです。
上州富岡駅からタクシーを利用されると便利です。

大日尊のことについては、富岡市のホームページ(↓)を参照してください。

大日尊例祭・上黒岩/4月8日
http://www.city.tomioka.lg.jp/www/contents/1000000001913/index_k.html

大日尊に来られたときは、もみじ平総合運動公園と群馬県立自然史博物館に出かけていただきたいものです。
撮影:2015.2.10
いま、自然史博物館では、大きなカブトムシがお出迎えをしていますし、もみじ平総合運動公園では、サクラがきれいに咲いています。

大日尊の近く、黒岩小学校下の星川では、たいへん珍しい黒岩の雨痕石(うこんせき)を見ることができます。
なんといっても黒岩といえば、オオツノシカの化石が見つかった場所として、たいへん有名ですが、その出土記念碑もあります。

詳しくは、こちら(↓)をご覧になってください。

ふるさと歴史ウォーク~黒岩地内~ 富岡市教育委員会
http://www.city.tomioka.lg.jp/www/contents/1000000000983/files/heisei21.pdf

最後に珍しい道しるべをひとつ。
撮影:2010.6.21
安中市中宿にある道しるべです。

赤い矢印の先に「大日」とあって、その横に「一宮」とあります。
これは、現在の富岡市上黒岩にある大日尊、富岡市一の宮にある貫前神社をしめしているものです。
  
   従是 一宮 大日 街道  
       → これより 一の宮(貫前神社) 大日(大日尊) への道
                                      とでも訳せるでしょうか。

安中市中宿といえば、中山道・・・

いまでいえば、国道18号に大日尊と貫前神社への案内標示板が設置されていることになるわけで、ほんとうにすごいことではないかと思います。  

    【私のおすすめコース】
 上州富岡駅下車→(タクシー)→大日尊→黒岩の雨痕石→オオツノシカの化石骨出土記念碑→もみじ平総合運動公園→
県立自然史博物館→(タクシー)→上州七日市駅乗車
 ※ 大日尊から博物館までは、徒歩による移動です。

どうぞ、安全・快適な上信電鉄の電車に乗って、
4月8日の大日尊例祭にお出かけください。

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