2016年2月8日月曜日

ブラタモリ-地形好きのルーツ“沼田”へ

真田丸スペシャル・沼田
 2016.2.13(土) 19:30~20:15 NHK総合

ジオパーク関係者はもちろんのこと、地形や地質に興味がある方々には、見逃せないブラタモリですが、いよいよそのブラタモリに沼田が登場します。
タモリさんが地形好きに目覚めたという思い出の場所とのこと、ここがどこなのか大いに興味があるところですが・・・
NHKの番組紹介にあるとおり、そこは沼田の河岸段丘ではないかと私は思っています。
いまの学校で使用されている教科書や地図に掲載されているかどうか知りませんが、私が勉学に励んでいたころ(遊びほうけていたのですが、つい見栄をはってしまいました)の地理の教科書、地図には、沼田の河岸段丘が写真とともに掲載されていました。
おそらくタモリさんは、教科書に掲載されていた写真などによって、沼田の河岸段丘に興味をもたれ、大学入学のために上京後、真っ先に沼田にやって来られたのでは・・・と推測しています。
沼田の河岸段丘は、その規模の大きさといい段丘発達のわかりやすさ、美しさにおいて、わが国の河岸段丘界(そんな界があるかどうか・・・)における雄といいますか、絶対王者的な存在ではないかと私は思っています。
ある業務を担当していたとき、たびたびヘリコプターに搭乗させていただいたのですが、前橋のヘリポートを飛び立ち、利根川に沿って北上して行くとき、眼下に沼田の河岸段丘が見えてきますと、美しい段丘に胸が高鳴ったものでした。
若き日のタモリさんも沼田の河岸段丘を見て、胸が高鳴ったのではないでしょうか。

いずれにしましても放送が楽しみですが、河岸段丘・沼田台地・扇状地・川場用水など、ブラタモリ定番の話題には事欠かない沼田でのブラタモリを、たいへん楽しみにしているところです。
そして、大河ドラマ「真田丸」関連でいえば、なんといっても沼田城のすばらしさ、これも大いに紹介していただきたいものです。
「真田氏と上州(みやま文庫)」は、私の真田関係の愛読書のひとつ。
小説仕立てになっていて、血沸き肉躍る、手に汗を握る・・・といったストーリーはありませんが、歴史を研究されている方による分担執筆になっていて、さまざまな文書類の紹介があること、これがたいへんありがたいものになっている本です。
「真田氏と上州(みやま文庫)」に収録されている沼田城の絵図(その一部分)です。
この絵図もブラタモリで紹介されるかもしれません。
「ぐんまの大地」「自然美マップ」「真田氏と上州」は、とても参考になる本であり、これを読めばブラタモリをより一層楽しめるのではないでしょうか。
ブラタモリを見て、
沼田の河岸段丘や沼田台地などについて、
その秘密を教えていただきましょう。

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