2017年6月12日月曜日

美しい浅間山ろくの景観

群馬県嬬恋村鎌原(かんばら)

嬬恋村鎌原では、江戸時代に浅間山が噴火したとき、土石なだれが発生して、たくさんの方々がなくなったり、家屋や田畑が埋没するという大きな被害をうけました。
1783(天明3)年、浅間山大噴火のときのことです。
浅間山大噴火による土石なだれなどについては、

嬬恋郷土資料館】
377-1524群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原494番地
電話番号:0279-97-3405

メールアドレス:
siryoukan@vill.tsumagoi.gunma.jp

の展示をご覧になってください。
鎌原の田畑などには、大きな石があります。
この大きな石は、天明3年の浅間押し-土石なだれ-で流されてきたものです。
浅間押しで流されてきた石を取り除いたり、大きな石を小さく砕いたりして、ホタル石の解説板に記載されているとおり、たいへんな苦労を重ねて、田や畑をつくり、この地を実り豊かな大地にしていった先人は、ほんとうにすばらしい人々だと思います。
遠くに見える山が浅間山です。
こちらの画像で、遠くに見える山は本白根山です。
いまでは、おいしい鎌原米(かんばらまい)の産地として、多くの人々に知られている鎌原の水田です。
鎌原の美しい景観、ここで見られる田畑や樹木、家屋などは、浅間山大噴火による土石なだれの被害から立ち直った人々が築き上げてきたもので、たいへんすばらしい景観といってよいでしょう。

嬬恋郷土資料館と鎌原観音堂を訪れたあと、
先人が営々と築き上げてきた
美しい鎌原の景観を眺めてみませんか。

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