2017年11月28日火曜日

「中国のジオパークと交流するんだって?!」

「たいしたものだね!」

ある方に声をかけられたのですが、
 「中国のジオパークと交流するんだって?!」
 「たいしたものだね!」
と、その方はしきりに感心しているのです。

私が、
 「その話は、どこから?」
とお聞きしたところ、
 「ジオパークの再認定審査で来られた偉い先生が、中国の世界ジオパークと交流を、と話したそうで、こういうことを提案して
 もらうということは、再認定は間違いない!ということなのだろう?」
と話されたので、
 「12月22日に日本ジオパーク委員会の先生方が話し合って、現地調査の結果などをふまえ、再認定の可否を決めるそうです。
 再認定が間違いないかどうかは、まだわからないのではないでしょうか」
と申し上げたところ、
 「もし、再認定にならないというのであれば、中国のジオパークと交流を、なんていう提案をするはずがないだろう!
 いつもあんたは、再認定になるのは難しいのではないかとか、そんなに再認定になるのは簡単なものでないだろうというけれ
 ど、その考えはやめたほうがいいよ」
と〝注意〟されてしまいました。

2017.11.15の午後、下仁田町役場2階の会議室で、ジオパーク下仁田の再認定審査における「総評」があったのですが、その折、尾池和夫氏(日本ジオパーク委員会委員長)は、つぎのように述べました。

 よそのジオパークを語ることが非常に少ない。
 よそのジオパークとの交流を進めてほしい。
 よそのジオパークを見に行ってほしい。
 中国の世界ジオパーク「万峰林」と交流したらどうか。


私は、尾池氏の中国の世界ジオパーク「万峰林」と交流したらどうか、という話を聞いていて、たしかに外国のジオパークと交流することは大切なことですが、いまの下仁田町の状況を考えるとき、このようなことが実現可能なことなのだろうか、そして、なぜ中国のジオパーク「万峰林」なのだろうか・・・と、たいへん唐突感のある提案のように感じました。

ということを、その方に申し上げたところ、
 「ジオパークの世界で、いちばん偉い先生が大所高所に立って、いまの下仁田であれば外国のジオパークとの交流だって可能な
 ことだ、と考えたから提案してくれたのではないのか?」と。
 「そうかもしれませんね」と私。
 「そうかもじゃなく、そうなんだよ!そうに決まっているじゃないか!!」とその方。
そして、最後に、
 「再認定、間違いなしってことなんだよ。わかっていることじゃないか!!」とその方。
 「すみません!申し訳ありません!!」と謝ったところで、私は目が覚めました。

ああ、これは夢だったのか・・・
と枕元のスタンドのスイッチを入れ、明るくしてみたところ、枕元に「下仁田ジオパーク現況報告書」のコピーが置いたままになっていました。
下仁田町白山地内を走行するジオパークのラッピング電車です。
ジオパークのラッピング電車には、これからも走り続けてほしいものです。

眠るとき、枕元に置いておく本や資料について、どのようなものを置いておくのかは、よく考えたほうがよいかもしれません。

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